
【2021年7月版】トラリピ、トライオートETFの基本戦略と設定一覧
こんにちは、辺野もへじです。
今回は2021年7月の各運用の基本戦略と設定一覧についてご紹介いたします。
6月からトライオートFXの資金をトライオートETFに移管し、TQQQに資金集約をして運用しております。
一部トラリピでカナダドル円とユーロ円を運用しておりますが、動きが悪いので含み損が減り次第、こちらの資金もTQQQへ集約する予定です。
このTQQQへの集約は皆様におすすめしている訳ではありません。
あくまでも10年後にFIREするという目的に基づいて、資産運用をしております。
誤解をされないように前月にもご紹介した資産運用の大局的な基本方針についても併せて解説いたします。
皆様のライフプランに基づいた資産運用の参考になればと思います。
資産配分の状況
2021年7月開始時点での預託証拠金の状況は下記の通りです。
※数字は丸めております。


基本方針
資産運用の目的
40~45歳までにFIREする
1989年(平成元年)10月生まれの私は、2021年6月現在31歳です。
およそ10年後にFIREを目指して資産運用をしております。
FIREのための数値目標
資産:5,000万円
FIREするための数値目標として5,000万円を掲げています。
理由としては5,000万円の資産があれば、年利10%として年500万円、5%として年250万円の不労所得が入ってくる計算になります。
それくらいのお金があれば、仮に働かなくても十分生活していけるので、5,000万円を数値目標としております。
全く働かないということはなく、宅配業者の配達助手のアルバイトなどで健康的に体を動かしながら、働くのも良いかなと妄想しております。※運動不足になりがちなので笑
そのため状況によっては、今の会社は目標数値達成前に辞めて、気ままな仕事をする形となるかもしれません。
目標数値達成のための指標
年利20%で運用できれば、10年後に達成可能
現在、およそ1,000万円の資産を運用しております。
10年後に5,000万円を達成するためには、年利何%で運用すれば良いのか、資産運用の複利計算サイトで算出しました。

年利20%で運用し続ければ、10年後には税も考慮した上で約4,900万円を達成することができます。
今回の計算は積立額を0円にしているので、途中入金を一切考慮に入れておりません。純粋な現資産の運用益と複利だけの計算です。
年利20%を達成するための手段
トライオートETFのTQQQ運用
前述の資産配分を見てわかる通り、投資資金の大部分をTQQQに集約しております。
理由はシンプルで他の投資商品と比べて損をするリスクが低く、資金効率が最も高いからです。
私はこれまで様々な投資を行ってきました。暗号資産、株の現物取引、CFDのレバレッジをかけた裁量取引、ロボアドバイザー、怪しげなコピートレード、暗号資産自動売買、そしてリピート系自動売買のトラリピ・トライオート……。
いろいろと手を出して、成功と失敗を繰り返した結果、比較的安全かつ安定的に高利回りを出せるのがトライオートETFのTQQQであると結論に至りました。
実際、これまでのTQQQの実績だけで見れば、年利20%(月利1.66%)の安定的な達成は夢物語ではなく、現実味があると考えております。

上図の預託証拠金は月末時点でのものです。運用開始当初は月半ばでの途中入金続きだったので、計算上は利率が低くなっております。尚且つ現在の設定を確立する前の設定だったため、十分なパフォーマンスを発揮できていません。
本格的な運用を始めた3月から6月までの平均月利は3%を超えております。5月は月利2.8%ですが、最終週にトライオートFXから50万円を移管したため利率が低くなっており、実際の月利はもう少し高いです。
以上のことから、私は10年後のFIREを達成するための手段として、トライオートETFのTQQQに資金を集約しております。
いくらリスクを考慮した設定であるとはいえ、1つの商品に資金を集約するリスクは当然あります。
それを承知の上で、FIREという目標達成のための手段としてTQQQへの資金集約が最適であると判断しました。
決して記事を読んでくださっている皆様に、TQQQへの集中投資を推奨している訳ではありませんので、ご理解いただきたいと思います。
FIRE達成後の資産運用
集中投資から徐々に分散投資へ
~10年:集中投資で資産を伸ばす☆現在
11~20年:集中投資の利益を徐々に分散
21年~:分散投資で資産を守る
まだまだ先の話でありますが、FIRE達成後はTQQQの利益をTQQQの再投資に回すのではなく、他のETFや金、債券等に徐々に分散をしていく予定です。
トライオートETF(TQQQ)の設定
0ドルまでロスカットされないようにしつつ、月利3%を目指せる設定をしております。
詳細な戦略・戦術につきましては下記記事を参考にしてください。

①基本設定


②最新の設定
設定したばかりで、まだ利益は発生しておりません。
発生したら随時トッピングを実施し、現価格から下落した場合は二重ゾーンを仕掛ける予定です。
トラリピ(CAD/JPY、EUR/JPY)の設定
【マルチハーフ戦略】
マルチハーフ戦略は1つの通貨ペアで買いトラリピ、もう1つ別の通貨ペアで売りトラリピを設定する戦略です。
この戦略はあっきんさんとめがねこさんの設定を参考にさせていただきました。
ハーフ&ハーフ戦略を2種類の通貨ペアでマルチに実施するので、マルチハーフ戦略と呼ばれています。

相関係数の高い2つの通貨ペア=CAD/JPYとEUR/JPYで運用しています。
リスクを抑えつつ、効率の良い運用が可能な戦略です。
買い設定のCAD/JPYと売り設定のEUR/JPY。2021年5月時点ではどちらもマイナススワップではないのが地味にありがたいです。
【買いトラリピ:CAD/JPY】
範囲:75円~85円
注文本数:67本
1本あたり通貨:0.1万通貨
利益幅:500円
ロスカット:68円以下
【売りトラリピ:EUR/JPY】
範囲:125円~140円
注文本数:20本
1本あたり通貨:0.1万通貨
利益幅:500円
ロスカット:151円以上
※設定変更時に保有していた残ポジション有
マルチハーフ戦略の詳細な考え方については少し古い記事ですが、下記を参照

2021年7月の設定まとめ
冒頭でも述べたように、最近は為替の動きが悪いので、ユーロ円の含み損が減少次第、為替からは撤退する予定です。
この判断も欲に目がくらんだというよりは、投資の目的を達成するための合理的な手段としての判断です。
とはいえ、投資資金をTQQQに全力投入しているので、TQQQのロスカットレートを上げることまではしません。
あくまでも0ドルまで耐えられる安全設定で運用して、集約リスクを最小限に抑えます。
今月もTQQQの働きに期待しましょう。
当ページに掲載している情報については、その正確性・安全性等を保証するものではなく、あくまでも参考情報の提供のみを目的としており、特定の投資商品の購入・売却を勧誘するものではなく、また取引の安全性を保証するものではありません。
投資・売買に関する最終決定はご自身で判断いただきますようお願いいたします。