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【2022年版】資産運用の基本方針

【2022年版】資産運用の基本方針

こんにちは、辺野もへじです。

2022年の資産運用の基本方針についてご紹介いたします。

2021年は資産運用方法について検証を繰り返し、手法を確立した年となりました。

基本的な方針に変更はありませんが、利益の再投資方法については変更を加えます。

皆様の参考にしていただければと思います。

資産配分の状況

2022年1月開始時点での預託証拠金の状況は下記の通りです。

※数字は丸めております。

2022年も基本的にはトライオートETF×TQQQへの集中投資となります。

TQQQへの集約に対する考え方については下記記事を参考にしていただければと思います。

【トライオートETF】TQQQの集中投資は危険なのか?今回はTQQQ集中投資の危険性について、私の見解をご紹介いたします。 集中投資が危険であることは事実です。しかし、私は私なりの論理があってTQQQに集中投資をしております。 その論理を本記事ではご紹介いたしますので、考え方の参考にしていただければと思います。...

ただし、この運用から生まれた利益の再投資方法については若干変更します。内容については後述いたします。

基本方針

※2021年の基本方針から大きな変更はありません。

資産運用の目的

40~45歳までにFIREする

1989年(平成元年)10月生まれの私は、2022年1月現在32歳です。

およそ10年後にFIREを目指して資産運用をしております。

必ず仕事を辞めるという訳ではなく、どちらかというとFI(経済的自立)を重要視しております。

FIREのための数値目標

資産運用額:5,000万円

FIREするための数値目標として5,000万円を掲げています。

理由としては5,000万円の資産があれば、仮に爆発的に利益を伸ばせるトライオートETF×TQQQがなくなっても、トラリピ等で年利10%を実現すれば年500万円、5%としても年250万円の不労所得が入ってくる計算になります。

それくらいのお金があれば、最悪アルバイトでも十分生活していけるので、5,000万円を数値目標としております。

目標数値達成のための指標

年利20%で運用できれば、9年後に達成可能

年利30%で運用できれば、6年後に達成可能

ke!san生活や実務に役立つ計算サイト

【年利20%の場合】

【年利30%の場合】

黄色の部分は税引き後の資産運用額です。

年利20%、30%は投資について詳しい方ほどあり得ない数字と思ってしまいますが、2021年のトライオートETF×TQQQの実績を見れば達成不可能な数字でないことはわかります。

【2021年の実績】トライオートETFのみ

①2021年確定利益:385万円

②2021年期首の預託証拠金:87万円

③2021年途中入金:786万円

④2021年資産運用の年利{①÷(②+③)}

年利:44.1%

2021年は特に米国株の調子が良かったため、その恩恵を上手く享受できたことは否定しません。

しかしながら、2021年は当初トラリピやQUOREAなども運用しており、途中からトライオートETFに集中投資に切り替えました。更に資金を追加投入したり、戦略を変更したりと試行錯誤をしながらの運用でした。

そのため現在の戦略を年間通して運用した成果ではないため、例え2022年に米国の利上げなどで米国株にとって逆風の年となったとしても同程度のパフォーマンスは期待できると考えております。

年利20%を達成するための手段

トライオートETFのTQQQ運用+α

前述の資産配分を見てわかる通り、投資資金の大部分をTQQQに集約しております。

理由はシンプルで他の投資商品と比べて損をするリスクが低く、資金効率が最も高いからです。

私はこれまで様々な投資を行ってきました。暗号資産、株の現物取引、CFDのレバレッジをかけた裁量取引、ロボアドバイザー、怪しげなコピートレード、暗号資産自動売買、そしてリピート系自動売買のトラリピ・トライオート……。

いろいろと手を出して、成功と失敗を繰り返した結果、比較的安全かつ安定的に高利回りを出せるのがトライオートETFのTQQQであると結論に至りました。

実際、前述した実績で見れば、年利20%(月利1.66%)の安定的な達成は夢物語ではなく、現実味があると考えております。

ただし、いくらリスクを考慮した設定であるとはいえ、1つの商品に資金を集約するリスクは当然あります。

それを承知の上で、FIREという目標達成のための手段としてTQQQへの資金集約が最適であると判断しました。

決して記事を読んでくださっている皆様に、TQQQへの集中投資を推奨している訳ではありませんので、ご理解いただきたいと思います。

+αの部分については後述の利益の再投資でご説明いたします。

利益の再投資方法の変更

①毎月利益の20%は税金用にプール

②毎月利益の30%は3倍レバレッジETFに積み立て(SOXL、TECL、WEBL)

③毎月利益の50%はトライオートETFで再投資

2021年は利益の全てをトライオートETFに再投資しておりました。

2022年は再投資方法について変更を加えます。

①毎月利益の20%は税金用にプール

2021年はおよそ400万円の利益という想定以上の利益を叩き出してくれました。

嬉しい反面、確定申告で支払う税金が想定以上に膨れ上がりました。

2022年は現在の運用資金をフル稼働させるので、最終的にどれほどの利益が出るのか想像ができません。

念のため最初から申告分離課税分の20%を毎月利益から引き抜くことで、想定外に大きな利益が出た場合や年度末に急な出費があった場合に備えます。

400万円で80万円の税金ですので、500万円、600万円に到達した場合は100万円を超えてきます。

年度末に一気に引き落とされるのは精神的につらいため、最初から「ないもの」として扱います。

②毎月利益の30%は3倍レバレッジETFに積み立て

上記グラフは2021年期首から期末までの騰落率です。

TECLとSOXLは構成銘柄数も少ないこともあり、TQQQを超えるパフォーマンスを出しております。

年初に投資してガチホしていれば、およそ資産が倍になったという計算になります。

以前TQQQの利確幅の検証をしましたが、利確幅を広くすればするほどパフォーマンスが向上するという結果となりました。

【トライオートETF】TQQQの最適利確幅の検証【後編】今回の【後編】では実際にシミュレーションをして、最適な利確幅を検証していきます。...

私以外にも多くの方の検証でそれは実証されております。

ただトライオートETFの強みは都度利確して現金化してくれるところだと考えています。

そのため利確幅の幅広設定はサテライト運用として3倍レバレッジETFの積み立てという形式で実施します。

実際に、毎月各銘柄に5万円を積み立てた場合の単年実績を試算いたしました(上記右表)。

当然単年ごとの実績になるので、マイナスになる年もあります。

しかしながら、プラスになる年が多く、プラス幅も1.5~2倍の実績が出ております。

複数年を跨いで積み立てることで元本の倍以上の資産額になる可能性を秘めております。

ロスカットのない現物積み立てを想定しているので、かなり分の良い勝負だと考えております。

③毎月利益の50%はトライオートETFで再投資

残り50%の利益はこれまで通り、トライオートETFでトッピングという形で再投資をしていきます。

FIRE達成後の資産運用

集中投資から徐々に分散投資へ

~10年:集中投資で資産を伸ばす☆現在

11~20年:集中投資の利益を徐々に分散

21年~:分散投資で資産を守る

まだまだ先の話でありますが、FIRE達成後はTQQQの利益をTQQQの再投資に回すのではなく、他のETFや金、債券等に徐々に分散をしていく予定です。

総括

今回は2022年の資産運用の基本方針についてご紹介をいたしました。

前述した通り、現在は効率的に資産額を伸ばす資産形成のフェーズと位置付けております。

そのため最も資金効率が良く、利益が出る確度の高い運用に集中投資をしております。

人によっては私の3倍レバレッジETFへの集中投資は非常に危険な運用に見えることでしょう。

しかし、私なりにリスクを検証した結果、十分運用に耐え得ると確信を持って判断しております。

また私のような一般会社員はある程度のリスクを負わなければ、短期間で資産を大きく伸ばすことができないと考えております。

資産運用は早く始めれば始めるほど、運用期間が長くなり、より多くの利益を得ることができます。

そして何よりも運用元本が物を言います。

できる限り時間と元本を味方につけるために、現在の私にとってはこれが最適解であると考えております。

辺野もへじ

もちろん、2022年の間にもっと良い投資先や運用方法が見つかればそちらに乗り換える可能性はあります。

常にもっと良い方法はないか、アンテナを立てて探りながら、2022年も運用していく所存です。

それではまた。

当ページに掲載している情報については、その正確性・安全性等を保証するものではなく、あくまでも参考情報の提供のみを目的としており、特定の投資商品の購入・売却を勧誘するものではなく、また取引の安全性を保証するものではありません。

投資・売買に関する最終決定はご自身で判断いただきますようお願いいたします。