トライオートETF

【トライオートETF】に米国株系ETFが向いている理由《初心者向け》TQQQ

【トライオートETF】に米国株系ETFが向いている理由《初心者向け》TQQQ

こんにちは、辺野もへじです。

私は現在、トライオートETFでTQQQ(NASDAQ100の3倍の値動きをするETF)を運用しております。

私がなぜTQQQで運用しているのか、またなぜ米国株系ETFがトライオートに向いていると考えるのか改めて解説いたします。

この記事はこれからトライオートETFを始めようと考えている方向けの内容となります。

トライオートとは

FXとETFを自動売買するツールです。

自動売買で有名なトラリピと同じく、AIが判断して自動で取引をするのではなく、設定されたロジックに従って取引を繰り返すというツールです。

自身で売買ロジックを設定することはもちろん、様々なストラテジストの方が組んだ設定や認定ビルダーと呼ばれる方(有名投資家など)が組んだ設定も利用することができます。

自身で売買ロジックを設定すると言うと、難しく聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。

複雑なことを設定することも可能ですが、基本的には資金量とリスクを鑑みて、単純に《いくらで買って、いくらで売るか》をどの範囲に、どれくらいの数量で、何本くらい注文するかを設定するだけです。

ETFとは?

ETFはExchange Traded Fundの略で、日本語で上場投資信託と訳されます。

簡単に言うと、株式のように市場で取引できる投資信託です。

日経平均やS&P500などの指数に連動した商品が多くあります。

最大の特徴は手軽に分散投資ができることです。

例えば、

日経平均は東証1部に上場する約2,000社のうち、日本経済新聞社が選定した225社を対象とした株価指数です。

つまり日経平均と連動するETFを購入すれば、225社に分散投資していることになるのです。

日経225ETFを1口購入するだけで225社に投資したことになります。

米国株系ETFと日本株系ETFの比較

そんなETFの中でも、米国株系のETFは長期で上昇傾向が強い特徴があります。

米国株系ETF

S&P500

NASDAQ100

代表的なS&P500とNASDAQ100の推移を見ていただければわかる通り、〇〇ショックで一時的な下落に見舞われても、直後に回復して上昇を続けております。

アメリカの人口は移民も含めて増え続けております。増加率は減少しているものの、強いアメリカは今後も続きそうです。

日本株系ETF

一方で日本はというと、日経平均やTOPIXも長期的に見れば上昇し続けております。

日経平均

TOPIX

しかしながら、アメリカと異なり、日本は少子高齢化による人口減少が顕著になっており、人口増加率はマイナスに転じています。

日本の高度経済成長は日本の技術力以上に、当時世界6位だった人口による国内需要という数の論理も合わさって成し遂げられたと言われています。

つまり人口減少に突入している日本の長期的な経済成長にはどうしても疑問が生じてしまいます。

加えて直近まで日経平均は日銀が買い支えていたので、大株主である日銀の買い支えがなくなった後に、長期的に右肩上がりで成長できるかは不透明です。

米国株系ETFがトライオートに向いている理由

①含み損が少ない

基本上昇傾向なため、一時的な下落で含み損を抱えることはありますが、保有し続けていれば、いずれ解消される可能性が高いです。

2021年4月現在で、長期で含み損を抱えている人は皆無でしょう。

NASDAQ100 月足抜粋

含み損が少ない=途中で運用を停止しやすい

仮に他に良い投資先を見つけたり、急に現金が必要になった時でも、含み損が少ない場合が多いので、運用を停止して出金することができます。

②再投資がしやすい

基本上昇傾向なので、高値掴みをしづらいです。

NASDAQ100 月足抜粋

つまり高値掴みを恐れず、上昇を追って再投資することができ、その再投資が短期で成果を上げてくれる可能性が高いということです。

③暴落後に回復する

2020年はコロナの影響で大きく下落しましたが、年内に下落を回復し、上昇に転じております。

NASDAQ100 月足抜粋

下がったら買って、上がったら売るを繰り返すトライオートは下落時も淡々と買っていきます。

一時的に含み損は膨れ上がりますが、リスク管理さえしていれば、相場が回復に転じた際に大きな利益を上げてくれます。

TQQQを運用する理由

そんな米国株系ETFの中でも、私が運用しているのはTQQQと呼ばれるETFです。

TQQQとは

TQQQの正式名称は『ProShares UltraPro QQQ』です。

投資会社『ProFunds Group』のグループ会社である『ProShares』が提供するETFになります。

TQQQはNASDAQ100(QQQ)の3倍(トリプル)の値動きをするレバレッジETFです。

QQQが10%上昇すれば、TQQQは30%上昇

QQQが10%下落すれば、TQQQは30%下落

Bloombergより引用 オレンジ:TQQQ、青:QQQ

プロの投資家向けの商品ではありますが、値動きが激しい分、リピート系の自動売買との相性が良いです。

トライオートを始めとした自動売買は上下の値動きの総推移を利益に変えます。

つまり上下に良く動き、その幅も大きければ大きいほど利益が大きくなります。

その点、3倍の値動きをするTQQQは自動売買にうってつけのETFと言えるでしょう。

NASDAQ100とは

NASDAQには2種類あり、

【NASDAQ総合指数】

ナスダックに上場する全銘柄(3,000社以上)から算出される指数

【NASDAQ100指数】

ナスダックに上場する上位100銘柄(金融を除く)から算出される指数

TQQQのなっているのはNASDAQ100の方です。

NASDAQ100はGAFAMをはじめとしたハイテク株が占める割合が大きいです。

Bloombergより引用

支配的な地位を確立し、イノベーションのジレンマを克服したとも言われるGAFAMや新進気鋭のハイテク企業が並ぶNASDAQ100は今後も上昇することが見込まれます。

加えて上位100社の銘柄は入れ替えもあるので、一部が凋落しても次の伸び盛りの会社と入れ替わるので、一方的に下落する展開は非常に考えづらいです。

これらのことから、私はトライオートではTQQQを運用しております。

総括

トライオートで米国株系ETFをおすすめする理由

大前提:長期的に上昇が見込まれる

  • 含み損を少なく運用できる
  • 再投資がしやすい
  • 暴落後も回復する

今回は米国株系ETFと一括りにしましたが、基本的には長期的に上昇が見込まれるS&P500やNASDAQのことを指しています。

米国株系であればなんでも良いという訳ではありませんのでご注意ください。

過去の相場などをよく研究してから、運用しましょう。

それではまた。

当ページに掲載している情報については、その正確性・安全性等を保証するものではなく、あくまでも参考情報の提供のみを目的としており、特定の通貨の購入・売却を勧誘するものではなく、また取引の安全性を保証するものではありません。

投資・売買に関する最終決定はご自身で判断いただきますようお願いいたします。