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【資産運用】QUOREA(クオレア)の特徴について投資初心者向けに解説

【資産運用】QUOREA(クオレア)の特徴について投資初心者向けに解説

こんにちは、辺野もへじです。

最近資産運用のTwitter界隈で「QUOREA」という単語を見かけたことはありませんか?

資産運用の有名ブロガーさんたちも運用し始めているらしく、かなり良い結果が出ているそうです。

私も興味を持ち、自分なりに調べた上で、実際に運用してみることを決めました。

この記事はQUOREAに興味を持った方向けの内容となっております。

利用を判断をするために必要な情報をおおよそ網羅しました。

QUOREA(クオレア)とは何か?

特徴、メリット・デメリット、安全性、始め方を中心にご紹介いたします。

皆様の参考にしていただければと思います。

QUOREA(クオレア)とは?

スタートアップ企業である株式会社efitが運営する日本初のAI投資プラットフォームサービスです。

サービス内容を端的に表すと、好みのロボットを選ぶだけで、ロボットがビットコインや為替を自動売買してくれるサービスです。

2021年3月現在、QUOREAでは2つのサービスを提供しています。

【QUOREA BTC】:ビットコインの自動売買

【QUOREA FX】:為替の自動売買

2つとも扱う商品が異なるだけで、基本的な仕組みは同じです。

辺野もへじ

ロボットを選ぶだけなので、初心者でも簡単に始められます。しかも上級者以上の利益を出せる潜在能力があるサービスです。

QUOREAの特徴

公式HPに掲載されている特徴に沿って解説していきます。

①価格変動を捉えて利益を積み上げる

私の資産運用の主力である【トラリピ】と【トライオート】と同様の特徴です。

私は『短期利益積み上げ式』と呼んでいます。

積み立てNISAやインデックス投資など、投資の王道と言われる『長期積み立て式』はあくまでも『含み益』です。

利益を確定しない限り、お金が口座に入ってきません。

また出金したい時に暴落していた場合、含み損を抱えているので出金できません。

一方でQUOREAを始めとした『短期利益積み上げ式』は短期で細かく売買を繰り返すので、その『確定利益』が都度口座に入ってきます。

利益を再投資に回すも良し、生活費に回すも良し、別の投資に回すも良しと選択の幅が広がります。

②人にはできない高度な投資判断が可能

自分で売買をする『裁量トレード』をすると、暴落時に損切ができなかったり、急騰時に飛びついてしまい高値掴みしてしまうことがあります。

その大半は「儲けたい」「損をしたくない」という感情が原因となって引き起こされます。

一方でロボットには感情がないので、相場の膨大なデータを基に、あらかじめ定められた取引ルールに従い取引をします。

短期売買で最も大事なのはルールに従うことです。

そのことは私が既に運用しているトラリピやトライオートの実績が何よりも物語っています。

③24時間トレード

自分で短期売買を行おうとすると、チャートに張り付くことが不可欠です。

しかし、FXが動きやすいのが米国時間(日本の深夜)、ビットコインに至っては24時間動いています。

一方でロボットは休みを必要としないので、24時間チャートに張り付いて働いてくれます

損失リスクはもちろんのこと、機会損失リスクも逃さずに対応してくれます。

④長期的な資産形成

『絶対的な収益』つまりは『確定利益』を積み上げる投資は相場に影響されにくいです。

赤丸部分で買ってしまった場合、

『長期積み立て』

長期積み立てイメージ

『短期利益積み上げ』

短期利益積み上げイメージ

暴落時に含み損を抱えながらも、細かい値動きを利益に変えていきます。

⑤利用者・ロボット作成者・運営会社の関係

QUOREA最大の特徴は『利用者』『ロボット作成者』『運営会社』のWin-Win-Winの共栄関係です。

【利用者】

取引額に応じて利用料を支払う

※取引しなかった場合、利用料は発生しない

【ロボット作成者】

ロボット利用者が利益を得た場合のみ報酬が発生する

【運営会社】

利用者の取引額に応じて利用料を得る

※取引しなかった場合、利用料は発生しない

逆に言うと、

【利用者】

ロボットが利益を生まなければ、取引しない

【ロボット作成者】

ロボットが利益を生まなければ、報酬は得られない

自分のロボットが利用者に選ばれない

【運営会社】

利用者が取引をしなければ、利用料を得られない

①利用者はより利益を出すロボットを選定する

②ロボット作成者はロボットが利益を上げるように研究・改良を重ねる

③運営会社は利用者やロボット作成者が利用しやすい環境を整える

好循環を生み出しやすいビジネスモデルと言えるでしょう。

辺野もへじ

このサービスは誰か1人が得をしたり、損をしたりでは成り立ちません。

個人的にこの共存共栄の仕組みは素晴らしいと思います。

メリット・デメリット・費用

メリット

①常にロボットが改良される

現在、QUOREA全体で4,000以上のロボットが存在します。

ロボット作成者は4000の中から利用者に選ばれなければなりません。

競争を勝ち抜くためには利益を上げるしかありません。

利益を生むロボットだけが利用者に選ばれ続け、利益を生まないロボットは自然淘汰されていきます。

つまり、競争によって、より利益を生み出すロボットになっていくということです。

②初心者に優しい設計

数多く存在するロボットの中から、自分に合ったロボットを選ぶためのツールが取り揃えてあります。

【ロボットを探す】

オススメ度やランキングでロボットを検索できます。

そのロボットがどれだけ利益を生んでいるかなどを知ることができます。

ロボットの特徴なども知ることができます。

【ユーザー検索】

利益を上げている利用者を検索することができます。

実際に使用しているロボットを知ることができます。

【タイプ診断】

質問に答えることにより、自分の状況に合わせたロボットを提案してくれます。

【デモトレード】

ロボットを稼働させる前に、過去の相場を基にシミュレーションをすることができます。

辺野もへじ

UIが非常にわかりやすく、初心者に寄り添った親切なサイト設計になっています。

デメリット

①リスク管理が難しい

他人が作ったロボットに運用を任せるという特性上、相場がどうなったらマズいのか、よくわかりません。

トラリピやトライオートは自分で設定するので、ロスカットラインなどのリスクをコントロールできます。

万が一ロスカットラインに近づいても、証拠金を入れることでロスカットを回避する対策も取りやすいです。

一方でQUOREAのロボットに説明は書かれているものの、詳細の設定を理解することは難しいです。

また、取引量を調整できますが、初心者には調整が難しいです。ある程度慣れる必要があると思います。

これらのデメリットは、複雑なロジックを初心者でも簡単に使えるメリットの裏返しでもあります。

しかし、リスク管理においてはデメリットの面が強いです。

少なくとも推奨資金は口座に用意した方が良いでしょう。

②調整が難しい

①とは逆に、より利益を伸ばすための調整が難しいです。

トラリピやトライオートは利益を伸ばすために、注文本数を増やしたり、注文の価格を変更するなど調整することができます。

一方でQUOREAのロボットは他人が作っているが故に、細かい調整が初心者には難しいです。

取引量の調整はできますが、匙加減を習得するには時間がかかるでしょう。

③利用料がかかる

利用料は取引額に応じて掛かってきます。

そのため、取引によって利益が出ても、損失が出ても、一定の割合の利用料を支払う必要があります。

辺野もへじ

投資信託と同じです。

初心者でも簡単にできますが、他人に難しいことをやってもらうので、手数料がかかってきます。

他人任せであることは自覚して運用しましょう。

損失は他人任せにした自分の責任です。

費用について

初期費用はありません。

費用は取引した時のみ発生します。

最大で月間売買料金の0.05%です。

詳細な料金体系はこちらを参照にしてください。

安全性と評判

運営会社について

AIで自動取引なんて、よく広告で流れてくる怪しい業者と同じじゃないの?

辺野もへじ

運営会社の株式会社efit株式会社KVP、東海東京インベストメント株式会社、岡三キャピタルパートナーズ株式会社から出資を受けました。

2020年3月26日付で金融商品取引業者 投資助言業 関東財務局長(金商)第3180号を取得済みで、金融庁から正式な許可を得た身元がきちんとした会社です。

関東財務局HPより引用

【追記】

最近YouTube等で怪しい自動売買や投資関係の広告が流れてきます。

利用する前に国から許認可が下りているか、財務局から警告を受けていないか、必ず自分の目で確認しましょう

資産保全について

国から許可をもらっているのはわかったけど、スタートアップ企業だし、もし会社が潰れたら預けたお金はどうなるの?

辺野もへじ

利用者のお金はあくまでも取引所の口座に保管されております。

そのためQUOREAの運営会社が倒産したとしても利用者の資金は各取引所の口座に残ります。

【QUOREA BTC】は『GMOコイン』、『bitFlyer』、『Liquid』

※これから新たに暗号資産取引所を開設してQUOREA BTCを利用する場合:GMOコインとの連携のみ可能

【QUOREA FX】は調整中

※『Oanda』での連携は停止

QUOREAのロボットは、連携した取引所の口座のお金を使って、取引所で売買しています。

イメージ図

そのため仕組み上、有名な詐欺手法の『ポンジ・スキーム』ではありませんので安心してください。

自動売買の損失について

優れたロボットだからと言って、必ず儲かる訳ではありません。

当然、選んだロボットのロジックが相場に合わなかったり、相場の急変が起こったりすれば、損失が出る可能性は多いにあります。

これはロボットに限らず、投資信託も同じです。

繰り返しになりますが、簡単にできる代わりに、他人任せであることは自覚して運用しましょう。

損失は他人任せにした自分の責任です。

それが耐えられない方は自分で勉強して、自分で資産運用することをおすすめします。

QUOREAの評判

Twitterで検索する限り評判は良いようです。

①有名投資系ブロガーのサトウカズオさん

②QUOREAを知るきっかけとなっためがねこさん

公平性を期すために悪い評判を探したのですが、一時的に損失を出しているツイートはあったものの、こき下ろす内容は見当たりませんでした。

辺野もへじ

とは言え、始められる前にご自身で評判を調べてみることをおすすめします。

QUOREAの始め方

始め方は以下の手順です。

  1. 取引所の口座開設
  2. QUOREAに登録
  3. 取引所口座とQUOREAをAPI連携
  4. ロボットを選定

私は『QUOREA BTC』を始めましたので、ここでは『QUOREA BTC』の始め方をご説明いたします。

①取引所の口座開設

QUOREA BTCの場合はGMOコインで口座開設。

②QUOREAに登録

QUOREAの登録は数分で完了します。

ⅰHP右上にある無料登録をクリック

ⅱ必要情報を入力

ⅲ登録したメールアドレスに送られてきたURLをクリック

ⅳ登録完了

以上でQUOREAの登録完了です。

先にQUOREAだけ登録することも可能です。

面倒な本人確認書類は不要で、費用も発生しません。

取り敢えず登録してみて、どんなロボットがあるか、覗いてみてはいかがでしょうか?

③取引所口座とQUOREAをAPI連携

QUOREAのHPで詳細がわかりやすく記載されております。

下記はGMOコイン連携方法の一部

④ロボットを選定

ⅰ『ロボットを探す』をクリック

ⅱ気になったロボットを選ぶ

ⅲロボットの内容確認し、ロボットを決めたら『このロボットで自動売買する』をクリック

ⅳ利用規約が表示されるので、内容確認後『自動売買ONにする』をクリック

以上で設定は完了です。

あとはロボットの働きを見守りましょう。

まとめ

最後に改めてQUOREAの特徴をまとめます。

QUOREAの特徴

①価格変動を捉えて利益を積み上げる

 →発生した利益が口座に入ってくる

②人にはできない高度な投資判断が可能

 →感情に流されない

③24時間トレード

 →チャートに張り付く必要なし、機会損失の防止

④長期的な資産形成

 →相場の影響を受けづらい

⑤利用者・ロボット作成者・運営会社の関係

 →共存共栄のビジネスモデル

私もまずは少ない資金で始めました。

基本的な方針としては、元本同等の利益が出たら、一度元本を回収し、残った資金で運用していく方針です。

これができれば、仮に暴落して損失が出てもダメージはゼロです。

辺野もへじ

資産運用の遊撃部隊として活躍してくれることを願います。

今後、他の資産運用結果と合わせて、私の実績も報告していきます。

それではまた。

当ページに掲載している情報については、その正確性・安全性等を保証するものではなく、あくまでも参考情報の提供のみを目的としており、特定の投資商品の購入・売却を勧誘するものではなく、また取引の安全性を保証するものではありません。

投資・売買に関する最終決定はご自身で判断いただきますようお願いいたします。