
【資産配分変更】攻めの投資戦略!トラリピ→トライオートETF(TQQQ)へ250万円の移管
こんにちは、辺野もへじです。
今回は本日3/9に実施した投資戦略についてご説明いたします。

上記記事でご紹介した戦略から大きく資産配分を変更いたしました。
変更内容は以下の通りです。



トラリピのマルチハーフ戦略(CAD/JPY、EUR/JPY)350万円のうち、250万円をトライオートETF(TQQQ)へ大規模な移管をしました。
2月に戦略を見直したばかりにも関わらず、もう変更するのかと思われる方もいると思います。
大きく見直した理由は3つあります。
①米国上院で1人15万円の追加給付金の支給が可決
②トラリピCAD/JPYが買いトラリピ圏を突破(85円)
③トライオートETF(TQQQ)の資金効率の高さ
今回は資産配分を変更した理由と狙いについてご説明いたします。
①米国上院で1人15万円の追加給付金の支給が可決
3/7に米国の上院で一人当たり15万円(1400ドル)の追加給付が可決されました。
これによって株式市場にお金が流入することが想定されます。
下記は少し前のBloombergの記事です。
アルファオメガ・アドバイザーズの創業者でチーフストラテジスト、ピーター・チェッキーニ氏はインタビューで「追加の1400ドルが以前と同じレベルの所得層に給付されれば、株式市場でさらに投機的な動きが見られる可能性が極めて高く、既に存在するバブルが一段と膨らみかねない」と語った。平均所得未満の人々への給付であれば投機的動きの可能性は低下するとも指摘した。
ただ、現金給付を受けた人は受けない人に比べ株式市場に投資する可能性が高いことがデータで示されている。エンベストネット・ヨドリーのデータによれば、現金給付を受けた全ての所得層で、1月最初の10日間は昨年12月初めとの比較で取引が約3割増加。給付を受けた年収7万5000ドル未満の人々による取引は53%増となっている。
Bloombergより引用
昨今はロビンフッドの台頭など、個人が投資しやすい環境が整っております。
ゲームストップ株の暴騰からもわかる通り、数年前と比べて個人投資家の関心が市場へと向いております。

上図はナスダック100の週足チャートです。
給付金が支給されたあたりを赤枠で囲んでおります。
基本的にナスダック100は右肩上がりなので、給付金の効果はわかりづらいです。
しかし、逆に1つ言えることは下がる要素は少ないということです。
②トラリピのCAD/JPYは買いトラリピ圏を突破(85円)
米ドルの上昇に連動する形で、カナダドル円は85円を突破した後、86円前後を推移しております。

私はCAD/JPYの買いトラリピを75円~85円に設定しております。
85円以上を追いかけると、必要証拠金が増えてしまうため、資金効率が悪くなります。
85円以上は直近では非常に高値圏にいるため、この後に暴落が起こると長期間含み損を抱え、資金が拘束されてしまう可能性があります。
指を咥えながら85円以下で待ち構えているしかありません。
仮に少し下落したとしても、しばらくは85円付近で推移することが想定されます。そうなると、CAD/JPYは75円までトラップを仕掛けているため、未稼働トラップが多数存在する資金的にもったいない状況が予測されます。
③トライオートETFの資金効率の高さ
これまでの実績からわかる通りトライオートETF(TQQQ)の資金効率は非常に優秀です。
加えて未保有ポジションを二重ゾーン戦術で活用できる上に、利益の再投資であるトッピングも効果的に実施できます。


3/1週は大幅に下落したTQQQですが、今月から来月にかけて追加給付金による上昇相場が大いに期待されます。
その波に乗らない手はありません。
ゾーン戦略の低値圏で開始すれば、未保有ポジションも豊富にあるため、分厚い二重ゾーン戦術を稼働させることもできます。
以上3つの理由から、『選択と集中』による稼ぎ時であると考えました。

上図はトライオートETF(TQQQ)の設定です。
まとめ
トラリピは高値圏にいると再投資しづらい特性があります。
一方でトライオートETF(TQQQ)は仮に高値圏にいたとしても、いずれは突破する可能性が高いです。
一時的にトライオートETFに資金を集約したとしても、上抜けした後に資金を戻すことも可能です。
長期的にはETFの繰上償還リスクがあるため、集約にはリスクがありますが、それはGAFAMを始めとしたハイテク株が凋落した時に他なりません。
短期的に早々あることではないので、ここぞという時にはトライオートETFに集約しても良いと考えております。
皆さんの状況にもよるため、決して万人におすすめはできませんが、余剰資金がある方はこの機会にトライオートETF(TQQQ)に増資してみるのも良いかもしれません。
この決断が吉と出るか、凶と出るかは週次・月次実績で見ていただければと思います。
あくまで参考までに。
それではまた。
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