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【心霊現象】幽霊が怖い人必見!幽霊が怖くなくなる解釈をご紹介

【心霊現象】幽霊が怖い人必見!幽霊が怖くなくなる解釈をご紹介

こんにちは、辺野もへじです。

心霊現象や幽霊が怖い人、いませんか?

そんな方に恐怖を緩和することができるかもしれない解釈をご紹介します。

辺野もへじ

今回は完全な雑学です。

私は心理学や精神学の専門家でもないので、ネットサーフィンから得た知識を基にした1つの考察として楽しんで読んでいただければと思います。

シミュラクラ現象

結構有名な現象です。

完全な趣味の考察なので、安易にwikipedia先生を引用します。

シミュラクラ現象(シミュラクラげんしょう、英: Simulacra)とは、人間(ヒト)の目には3つの点が集まった図形を人の顔と見るようにプログラムされている、という脳の働きである。

人は他人や動物に出会った場合、敵味方を判断したり、相手の行動、感情などを予測したりする目的で本能的にまず、相手の目を見る習性がある。人や動物の目と口は逆三角形に配置されていることから、点や線などが逆三角形に配置されたものを見ると、脳は顔と判断してしまう。心霊写真と呼ばれる現象の多くが、これで説明できるとされている。

wikipediaより引用

つまりこういうことです。

心霊写真の多くは陰影や背景に逆三角形があると顔に見えてしまうのです。

「心霊写真ではないか?」と疑って見てしまえば、視界にバイアスがかかることになり、より心霊写真に見えてしまうことでしょう。

パレイドリア現象

こちらは聞きなれない現象かもしれません。

はい、安易にwikipedia先生を引用します。

パレイドリア(英: Pareidolia)とは、心理現象の一種。視覚刺激や聴覚刺激を受けとり、普段からよく知ったパターンを本来そこに存在しないにもかかわらず心に思い浮かべる現象を指す。パレイドリア現象パレイドリア効果ともいう。

一般的な例として、雲の形から動物、顔、何らかの物体を思い浮かべたり、月の模様から人や兎の姿が見えてきたり、録音した音楽を逆再生したり速く/遅く再生して隠されたメッセージが聞こえてきたり、というものがある。意識が明瞭な場合でも体験され、対象が実際は顔でなく雲だという認識は保たれる。

wikipediaより引用

こういうやつですね。

要するに、自分が理解できるものに当てはめてしまう現象と言えるでしょう。

事故物件での自然現象を幽霊の仕業であると当てはめてしまうのです。

風で勝手に閉まった扉を幽霊が動かしたと当てはめる

隙間風の音を人のうめき声に当てはめる

そのように解釈できることでしょう。

文化依存症候群

こちらは聞いたことがないと思いますが、私たちが良く知る『対人恐怖症』もこれに該当するそうです。

以下wikipediaより引用

文化依存症候群(ぶんかいそんしょうこうぐん、culture-specific syndrome、文化結合症候群とも言う Culture-bound syndrome)とは、ある地域、民族、文化環境において発生しやすい精神障害の事を指す。例えば、対人恐怖症や腎虚などのさほど特別だと一般に考えられていない障害も、この文化結合症候群である。

対人恐怖症は恥の文化を持つ日本において群を抜いて多く、日本に顕著な文化依存症候群とされ、海外においてもそのまま「Taijin kyofusho」と呼称されている。ただし、社交不安障害(社交恐怖)そのものは世界中で広く見られる。

wikipediaより引用『文化依存症候群』『対人恐怖症

その中でも幽霊に取り憑かれるという現象は、下記と類似した症状ではないでしょうか?(取り憑かれたことがないので想像ですが……)

ウェンディゴ症候群。北アメリカのオジブワ族やアルゴンキン語族系インディアンなど、ごく限定された部族にのみ見られる文化依存症候群のなかの精神疾患の1つ。

主な症状は、最初は気分の落ち込みと食欲の低下が見られる。その後、ウェンディゴ(精霊)にとり憑かれたという思いが頭を占めるようになり、「このままではウェンディゴに変化してしまう」という強い恐怖と不安感と共に、次第に周りの人が食べ物に見えるようになり、猛烈に人肉が食べたくなる。

wikipediaより引用

物騒なことが書いてありますが、要するに強い思い込みが体調に影響を及ぼすということです。

何かよくないもの(幽霊)に取り憑かれたという感覚は、幽霊という概念がないと、そもそも感じないのではないでしょうか?

考察

心霊現象の要因と考えられる3つの現象と症状

①シミュラクラ現象:逆三角形の点や線が顔に見える

②パレイドリア現象:普段良く知ったものに当てはめる

③文化依存症候群:強い思い込みは体調に影響を及ぼす

これらの現象から考察すると、人は生まれ育った国の文化というものに好む好まざるを関係なしに影響を受けていることがわかります。

例えば、幽霊という概念のない外国の部族が怪奇現象の多発する事故物件に住むことを想像してください。

多分何も起こりません。

彼ら彼女らは扉が勝手に閉まるのは風もしくは建付けが原因。うめき声は隙間風と解釈するでしょう。

例えば、丑の刻参り。外国の人にあれは幸福を祈る儀式と説明すれば、自分が丑の刻参りをされたとしても何も感じないでしょう。

どうですか? 少しは恐怖も緩和されたでしょうか?

友達に幽霊が怖いという人がいたら、こういった解釈があると紹介してみてはいかがでしょうか?