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【資産運用】低・中所得者におすすめ投資⇒元手がある人は短期利確積み上げ方式

【資産運用】低・中所得者におすすめ投資⇒元手がある人は短期利確積み上げ方式

こんにちは、辺野もへじです。

最近は投資の重要性が声高に叫ばれるようになり、投資に関する情報が増えてきましたね。

しかし、世の中には様々な投資先や運用方法があり、迷っている人は多いのではないでしょうか?

基本的に王道なのは積み立てNISAインデックスファンドを選ぶことでしょう。

王道で手堅い資産運用であることは間違いありません。

しかし、それで毎月不労所得が入ってくる訳ではありません。

積み立て投資で利益が出る可能性はかなり高いですが、あくまでも「含み益」です。

言葉を選ばずに言えば、現金化するまでは架空の利益なのです。

20年、30年スパンで積み立てることによって、最後に大きな利益を得るのが積み立て資産運用の特徴なのです。

一方で、私は短期利確で毎月お金が入ってくる方が嬉しいので、そちらの手法を取っております。

皆さんは毎月1万円口座にお金が入ってくるのと、20年後に240万円入ってくるのはどちらが良いですか?

私は50~100万円以上の元手がある低・中所得者には月々お金が入ってくる運用の方が良いのではないかと考えております。

今回、私がいろいろと投資をして、失敗や成功を通じて得た短期利確積み上げ式メリット/デメリットを皆さんにご紹介したいと思います。

短期利確の積み上げ式のメリット

メリット
  • 確定利益が不労所得になる
  • 利益の使い方を自分で選べる

確定利益が不労所得になる

まずは一例として私が運用しているトラリピの運用実績をご覧ください。(2019年8月~2020年12月まで)

本格的に運用を始めたのは2020年に入ってからですが、表を見てわかる通り、安定して月利1~2%を稼いでくれています。

つまり100万円を入れたら、1~2万円を月に稼いでくれる計算になります。

私がメインで運用している『トラリピ』は日々の値動きで細かく利確を積み重ねる手法です。

そのため取引成立するたびに「確定利益」が口座に入ってきます。

例えば、私の実績ですと、2019年10月は100万円を元本として22,450円が口座に現金として入ってきます。

コロナから持ち直した2020年3月は、388万円の元本でなんと16万円も口座に現金として入ってきました。

これが月々の不労所得となる訳です。

詳しい仕組みはトラリピの記事をご覧ください。

利益の使い方を自分で選べる

日々お金が入ってくるメリットとして、利益の使い方を自分で選べるという点にあります。

使い方には大きく4つあります。

  1. 利益を再投資して複利を狙う
  2. 利益を口座に入れたままにして、証拠金を増やすことでリスク軽減する
  3. 利益を口座から引き出して、日々の生活費や趣味にあてる
  4. 利益を口座から引き出して、銀行口座に貯金する

個人的なおすすめ手法は①か②で、私は基本的に①を選んで、複利運用をしております。

①の利益を再投資する場合、同じ投資先に再投資することも可能ですし、新たな別の投資先に投資することも可能です。

日々の生活でお金が必要な人や趣味にお金を使いたい人は③を選ぶことも良いでしょう。

また慎重派の人は④を選んで、超安全策として利益が出るたびに、その利益を銀行口座に貯金をしていくこともありだとは思います。

リスク許容度は人それぞれですので、自分にあった利益の使い方を選べば良いのです。

これは簡単に引き出せない積み立て投資と比べて、「利益をどうするか」を選べること自体がメリットでもあります。

特に2021年1月現在はコロナの影響で収入が減っている方も少なくないでしょう。

私自身も月々の収入が減っていて、支出が多い時は投資に回せない月もあります。

しかし、これまでに貯めていたお金を自動売買ツールで運用することによって、不労所得を生み出す装置として活躍してくれます。

元本にもよりますが、私の場合は安定して月5~7万円前後、多いときは10万円を超える不労所得を手に入れることができております。

この収入があるのと、ないのとでは精神状態も大きく違ってくるのは言うまでもないでしょう。

このように、毎月使える確定利益を得られることは、現実の生活において選択肢が増えることになるので、大きなメリットと言えるでしょう。

短期利確の積み上げ式のデメリット

 一方で当然デメリットもあります。

デメリット
  • 10年、20年スパンの大きな上昇の波を取り損ねる可能性がある
  • 大きな値動きが起こった時に設定によっては全てを失う可能性がある

10年、20年スパンの大きな上昇の波を取り損ねる可能性がある

これについて@DIMEさんの参考になる記事をご紹介します。

この記事では2000年1月から米国株に毎月1万円積み立てていたら、どうなったかのシミュレーションが紹介されております。

NYダウを20年積み立てた場合 @DIMEより引用
ナスダックを20年積み立てた場合 @DIMEより引用

NYダウ:投資額252万円→498万円 利益246万円

ナスダック:投資額252万円→791万円 利益539万円

投資額に対して、NYダウは20年で2倍ナスダックは3倍に増えました。

凄まじい成果と言えるでしょう。

一方で短期利確の積み上げ式はこの大きな波を取ることはできません。

日々の上下の値動きをコツコツ積み上げる方式だからです。

ただし、この結果は「利益確定せず積み立て続けた前提」です。

この間に、利益を確定させてお金を引き出していたら、計算は変わってきます。

長期積み立て式」と「短期利確積み上げ式」どちらが最終的に利益を残せるかは神のみぞ知ることです。

大きな値動きが起こった時に設定によっては全てを失う可能性がある

リーマンショックなど市場に大きな影響を及ぼす事象が起こった時に、設定によっては全てを失う可能性があります。

いわゆるコツコツドカンです。

積み上げてきた利益が一度の大きな下落で消し飛んでしまいます。

投資界隈ではよく言われる目も当てられない事象のことを指します。

特に私がメインで運用しているトラリピはレバレッジを掛けて運用しているので、大規模な値動きが起こった際に証拠金が足りなくなり、強制ロスカット(損切)されてしまうリスクがあります。

当然、私が運用しているカナダドル/円のトラリピはリーマンショックを超える暴落が来ても耐えられる設定にしております。

しかし、カナダがデフォルト(債務不履行)に陥ったり、戦争状態になったりすれば、リーマンショックを超えるような大きな暴落が来るかもしれません。

一方、積み立て投資で現物保有していれば、一時的に資産価値は下がるかもしれませんが、保有してさえいれば、戻ってくる可能性は高いです。

日経平均10年間の値動き Investing.comより引用
NYダウ10年間の値動き Investing.comより引用

途中途中で大幅な下落が見て取れますが、結果的に上昇に転じております。

特にアメリカは今後も成長が見込めるので、積み立てに適した投資先と言えるでしょう。

このように、短期利確積み上げ方式にはリスクという面でデメリットがあります。

まとめ

以上のことを踏まえた上で、私は元手のある低・中所得者は短期利確積み上げ式の資産運用が適していると考えます。

確定利益が不労所得になる

利益の使い方を自分で選べる

低・中所得者には何よりもこの2点が大事なのではないかと考えます。

事実、低・中所得者の私が月々の不労所得で助かっていると実感しております。

これまで『WealthNavi』などの長期積み立て投資をやったこともありました。会社の持株会に入り、毎月の給与から自社株を積み立ててきました。

しかし、どこまでいっても『含み益』であり、一度現金で引き出してしまえばそれで終わってしまいます。

その後、いろいろと挑戦する中で行き着いたのが、現在のトラリピトライオートETFによる資産運用です。

現在はこの2つの運用をしているお陰で

『毎月の給与』+『不労所得(5~7万円)』

という収入体制となり、仕事以外でこれだけのお金が入ってくるのはとてもありがたいことだと実感しております。

現在進行形で経験していることから、私は『元手がある低・中所得者は短期利確の積み上げ式』がおすすめであると結論づけました。

未来のことは誰にもわかりません。

わからない前提の上で、どこまでリスクを許容できるかが投資で最も大切なことです。

逆に言うと元本保証でなければ嫌だ。リスク0の投資をしたいという方は投資に向いておりません。

大人しく不労所得は諦めましょう。

あくまで個人的な意見になりますので、他の方の意見も聞いた上で、投資は自己責任で行いましょう。

私が運用しているトラリピトライオートETFについてはリンク先の記事で紹介しております。

毎週実績も報告しておりますので、興味がある方は覗いてみてください。

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