
【本の紹介】小説家志望者におすすめ、自作の改善に繋がる参考書3選
こんにちは、辺野もへじです。
- 自分が書く小説をより良くしたい!
- 最近スランプだから改善のきっかけがほしい!
そんな小説家志望者におすすめの本を3冊紹介いたします
売れる作家の全技術
![]() | 小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない (角川文庫) [ 大沢 在昌 ] 価格:836円 |


作家の大沢在昌氏の講義形式で本書は進みます。
講義に参加した作家志望者の作品の実例を交え、下記内容をわかりやすく解説してくれます。
- 作家で食うとはどういうことか
- 一人称の書き方を習得する
- 強いキャラクターの作り方
- 会話文の秘密
- プロットの作り方
- 小説には「トゲ」が必要だ
- 文章と描写を磨け
- 長編に挑む
- 強い感情を描く
- デビュー後にどう生き残るか
内容は基本的なことから、応用編まで網羅されており、長年小説を書かれている方でも気づきがあるはずです。
私もこれまで意識していなかった考え方もあり、忘れないように何度も読み返しています。
小説家志望の方はとりあえずこれ一冊を手元に置いておくことをおすすめします。
トラウマ類語辞典
![]() | 価格:2,420円 |


本書は類語辞典シリーズ第5弾「トラウマ」に焦点を当てた内容になります。
なぜ本書がおすすめなのか?
「トラウマ」はキャラクターづくりにおいて重要だからです
本書では「トラウマ」が人物に与える影響について様々な角度からの複数パターンが記載されております。
- 具体的な状況
- この事例で損なわれる欲求
- キャラクターに生じる思い込み
- キャラクターが抱く不安
- 行動基準の変化
- この事例が形作るキャラクターの人格
- トラウマを悪化させる引き金となる出来事
- トラウマに向き合う/克服する場面
『殺人を目撃する』という「トラウマ」が人物に与える影響が①~⑧の項目に合わせて記述されております。
箇条書きで記載されているので、気になったページをチェックするだけで十OKです!(辞典なので)
キャラクターの性格や行動理念というのは過去の出来事が大きく関わってきます。
本書を参考にキャラクターの「過去」を考えると、より深みのあるキャラクターを生み出すことができるかもしれませんね。
ミステリー小説を書くコツと裏ワザ
![]() | 価格:1,606円 |


具体例や具体案が多く書かれた非常に読みやすい内容です。
様々なことについてのコツと裏技を解説してくれます。
- 読みだしたら止まらないストーリーづくりのコツと裏ワザ
- 誰もがハッと驚くトリックづくりのコツと裏ワザ
- 思わず感情移入してしまう魅力的なキャラクターづくりのコツと裏ワザ
- 台詞や描写で差をつける新鮮で的確な文章表現のコツと裏ワザ
- 作品のリアリティが増す取材や情報収集のコツと裏ワザ
- プロ作家を目指すミステリー小説新人賞を受賞するコツと裏ワザ
裏ワザというよりは「思考法」と表現した方が良いかもしれません。
トリック作りの項目は非常に参考になる考え方が紹介されていて、プロットを考えるときにも重宝しています。
ミステリー小説を書きたい方はぜひ
まとめ
- 売れる作家の全技術(大沢在昌)
- 小説の書き方について網羅的なバイブル
- トラウマ類語辞典(アンジェラ・アッカーマン+ベッカ・パグリッシ著、新田享子訳)
- キャラクターづくりの基礎となる資料集
- ミステリー小説を書くコツと裏ワザ(若桜木虔)
- ミステリー小説のための参考書
興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか?