
【トラリピ】トライオートを利用したバックテストの方法について【シミュレーション】
こんにちは、辺野もへじです。
トラリピを始めようとしている方、もしくは既に始めていて新たなトラリピを設定しようと考えている方。
自分のトラリピの設定が過去に照らし合わせると、どれだけの利益が出たか知りたくないですか?
また、過去の値動きを基に、自分の設定が理に適っているか、確かめたいと思いませんか?
そんな方にトラリピのバックテストのやり方についてご紹介いたします。
今回ご紹介するのはインヴァスト証券のトライオートを使ったバックテスト方法です。
インヴァスト証券で口座開設すれば、バックテストは無償で行えるので、まだ口座開設していない方は開設をおすすめします。
また、トラリピでは扱っていないETFもトラリピのように自動売買することができるので、取り敢えず開設して損はないでしょう。
では早速、トライオートを使ったバックテストのやり方をご紹介いたします。
トラリピの運用試算表で設定を決める
今回はCAD/JPYのハーフ&ハーフの想定でバックテストを行います。
①トラリピの運用試算表を使って設定を決める
運用資金:100万円
トラップ範囲:75円~85円
トラップ本数:56本
1本あたり通貨:0.1万通貨
利益幅:500円
ロスカット:64.708円


運用資金:100万円
トラップ範囲:85円~95円
トラップ本数:44本
1本あたり通貨:0.1万通貨
利益幅:500円
ロスカット:108.404円


トライオートのビルダー機能でバックテスト
②インヴァスト証券で口座開設後、【トライオートFX/ETF】をクリック

③トライオートの画面で【ビルダー】をクリック

④FXで作るを選択

⑤【マルチカスタム】を選んで【選択】

⑥銘柄を選択

⑦設定画面になるので、まずは『買いトラリピ設定』を入力



レンジ幅:1000(pips) ※75円~85円のため
本数:56本 ※トラップ本数と同じ
数量:0.1万通貨
スタート価格:@85円 ※買いの上限
利益幅:50(pips) ※500円なので
カウンター値:-50(pips) ※決済後、価格下落時に同じ価格で買い注文を入れるため
カウンター固定:✓ ※同じ注文を繰り返す
⑧設定入力後、【ロジック追加】を押すと注文が表示される

【ロジックグループ】を押すと設定した『買いトラリピ』が入っていることが確認できます。

このまま【シミュレーション】を押すと『買いトラリピ』のみのバックテストが表示されます。

2018年1月からのバックテストで362,398円の利益が発生していたことがわかります。※期間は銘柄によって異なります。
⑨『売りトラリピ』の設定を入力する


レンジ幅:1000(pips) ※85円~95円のため
本数:44本 ※トラップ本数と同じ
数量:0.1万通貨
スタート価格:@85円 ※売りの下限
利益幅:50(pips) ※500円なので
カウンター値:50(pips) ※決済後、価格上昇時に同じ価格で売り注文を入れるため
カウンター固定:✓ ※同じ注文を繰り返す
⑩設定入力後、【ロジック追加】を押すと注文が表示される

【ロジックグループ】を押すと、先ほど設定した『買いトラリピ』と今回設定した『売りトラリピ』が追加されていることがわかります。

⑪【シミュレーション】をクリックするとハーフ&ハーフのバックテストの結果を見ることができます

2018年1月からの運用で433,976円の利益が出たことがわかります。

まとめ
最初は難しそうに見えますが、操作してみれば案外簡単にシミュレーションできてしまいます。
もしインヴァスト証券の口座開設がまだでしたら、無料ですので是非口座開設して使ってみてください。
また私はトライオートETFでTQQQを運用しているので、よければそちらの記事もご覧ください。
トラリピの記事についてはこちら
当ページに掲載している情報については、その正確性・安全性等を保証するものではなく、あくまでも参考情報の提供のみを目的としており、特定の通貨の購入・売却を勧誘するものではなく、また取引の安全性を保証するものではありません。
投資・売買に関する最終決定はご自身で判断いただきますようお願いいたします。