
【トライオートETF】TQQQの運用における心構え
こんにちは、辺野もへじです。
今回は私の設定を参考にしている方向けに、TQQQを運用する上での私の心構えについてご紹介いたします。
2021年9月末現在、恒大集団のデフォルト懸念から「大暴落が来るのでは?」と市場では囁かれています。
トライオートETF界隈でも暴落を不安視する声が多くありました。
SNS上ではTQQQの稼働を一部もしくは全て停止する方もチラホラ見受けられた一方で、私はビルダーを稼働させ続け、何もしませんでした。
そうした状況のため、私の設定を参考にしている方の中には、どうすれば良いか迷った方もいると思います。
そこで私がどのような心構えでTQQQを運用しているのかをご紹介いたします。
紹介する考え方は、あくまでも私の設定における私の心構えです。
それぞれの前提や戦略、設定やリスク許容度がありますので、ひとつの正解はありません。
いち個人の設定における考え方・心構えとして参考にしていただければと思います。
大前提
短期相場は読めない
まず大前提として相場がどのように動くかは誰にもわかりません。
特に近年は経済のグローバル化に伴い、「いつ、どこで、なぜ、誰が、何を、どのように」株価に影響を与えるかわかりません。
直近でもコロナからの回復とテーパリングなどの要素が複雑に絡み合い、経済指標が悪化しても株価が上昇するといった場面も多く見られました。
このように、私のような一般人が短期で値動きを予測することは困難を極めます。
以前、私は株やCFDで短期トレードをしていた時期がありましたが、一時的に勝つことはあっても、最終的には20万円近くの損失で終了しました。
私に短期トレードの才能がないのもありますが、それほど値動きを予測することは難しいのです。
短期相場は読めない
長期相場は上昇傾向
一方で10年後、20年後といった長期目線においては、米国経済は基本的に上昇傾向にあります。
上図の通り、米国経済はこれまで数多くの暴落を乗り越えて成長し続けてきました。
これらの実績に加えて、発展途上国の更なる成長が見込めるので、グローバル化する世界経済の中心地であるアメリカの成長は今後も続く可能性が高いです。
投資の神様ウォーレン・バフェットが妻への遺言で「私が死んだらS&P500のインデックスファンドを買いなさい」と伝えたのは有名な話です。
投資初心者から上級者まで、幅広くインデックス投資が推奨されるのは、米国経済の長期的な成長は揺るぎないとされているからに他なりません。
長期相場は上昇傾向
運用の心構え
トライオートを始めとしたリピート系自動売買は上下の値動きそのものを利用して、値動きを読まなくても利益を生み出すことを目的としたサービスです。
私のトライオートにおけるTQQQの設定も同様です。
前述の大前提がある上で、過去データを基にリスクを考慮しつつ、最大限の資金効率を目指した注文範囲やロスカットレートを決めております。
詳細は下記記事を参考

長期戦略の心構え
局面に応じた設定変更はしない
「〇〇ショック」は誰にも予測ができない暴落だったからこそ、「〇〇ショック」と言われます。
暴落が起こりそうだから、稼働を停止するでは間に合いません。
そのため、事前に暴落を想定して設定を練る必要があります。
私は過去データを基に「〇〇ショック」が起きても耐えられる設定にしております。
今回の恒大集団の影響も、これから第二波、第三波があるかもしれませんが、2021年9月末現在は過去データから算出された頻繁に発生する下落率20%の範囲で収まっております。

私は自分自身のトレードの才能よりも、過去データを信用しております。
むしろ自分の裁量が挟まる余地を少しでも減らす努力をしております。
たとえ暴落局面だろうと、暴落は想定済みなので設定は変更しません。
■リスクは予測するものではなく、事前に想定するもの
■自分の感覚<過去データ
短期戦術の心構え
短期相場を読もうとせず、淡々と仕掛ける
日々の利益や未稼働資金を基に、トッピングや二重ゾーンを仕掛けています。
大きなイベント前は少し様子を見る場合もありますが、それもただの勘です。
基本的には現価格に関係なく淡々と仕掛けていきます。
なぜならば「短期相場は読めない」「長期相場は上昇傾向」が大前提だからです。
ちょっとしたトッピングは長期で見れば誤差でしかありません。
仮にトッピングが高値で掴まっても、どうせ最後は上昇して回収できるので、あまり気にしてません。
トレードの才能がない私が変に上手くやろうとすれば、機会損失するのが落ちです。
■トッピングは誤差
■上手くやろうとすると、機会損失に繋がる
まとめ
今回は私の設定におけるTQQQ運用の心構えについてご紹介いたしました。
私は裁量トレードの才能がないと自覚しているからこそ、可能な限り裁量や感情要素を排除し、過去データに基づいた設定をしております。
リスクを想定した上で資金管理を徹底し、その中で最大限の効率を求める。
トライオートなどのリピート系自動売買の本質はそこにあると考えております。
どのような設定であれ、値動きは予測できなくとも、リスクは想定しておきましょう。
「想定外=市場からの退場」になり兼ねません。
繰り返しになりますが、今回ご紹介した内容はあくまでも私の設定における私の心構えになります。
人によって設定や考え方は異なりますので、参考程度に収めていただければ幸いです。
当ページに掲載している情報については、その正確性・安全性等を保証するものではなく、あくまでも参考情報の提供のみを目的としており、特定の投資商品の購入・売却を勧誘するものではなく、また取引の安全性を保証するものではありません。
投資・売買に関する最終決定はご自身で判断いただきますようお願いいたします。