トライオートETF

【トライオートETF】TQQQ1:2株式分割について【記録】

【トライオートETF】TQQQ1:2株式分割について【記録】

こんにちは、辺野もへじです。

いろいろなインフルエンサーの方たちが、運用しているトライオートETF。

特にTQQQが気になっている方で『株式分割』という単語が最近飛び交っています。

この記事ではTQQQの株式分割についてご紹介いたします。

分割と聞くと、悪い印象を持つかもしれませんが、結論今までと何も変わりません。

TQQQで2021年1月21日に実施された1:2株式分割で何が起こったのかを、実際の画面でご説明いたします。

TQQQとは

TQQQの正式名称は『ProShares UltraPro QQQ』です。

投資会社『ProFunds Group』のグループ会社である『ProShares』が提供するETFになります。

ETFとはExchange Traded Fundの略で、日本語では『上場投資信託』と訳されます。

特徴を端的に言うと、ETFに投資するだけで分散投資が行えるという点です。

例えば日経平均の指数と連動して動く日経225ETFに投資すれば、日経平均に選定されている225社に分散していることになります。

TQQQはNASDAQ100(QQQ)の3倍(トリプル)の値動きをするレバレッジETFになります。

QQQが10%上昇すれば、TQQQは30%上昇

QQQが10%下落すれば、TQQQは30%下落

Bloombergより引用 オレンジ:TQQQ、青:QQQ

プロの投資家向けの商品ではありますが、値動きが激しい分、リピート系の自動売買との相性が良いことでも知られております。

NASDAQには2種類あり、

【NASDAQ総合指数】

ナスダックに上場する全銘柄(3,000社以上)から算出される指数

【NASDAQ100指数】

ナスダックに上場する上位100銘柄(金融を除く)から算出される指数

NASDAQ100はGAFAをはじめとしたハイテク株が占める割合が大きいです。

Bloombergより引用

上位100社の銘柄は入れ替えもあり、基本的には上昇傾向が強い指数となります。

株式分割とは

分割

ETFは取引の利便性を考慮し100ドル前後での取引が前提となっています。

ETFにおける分割とは株式の分割同様、既に発行されている株式を、1株を2株、3株などに分割することを指します。

価格は分割した割合によって調整され、理論上資産価値には影響はありません。

例えば、株価が1,000円の株式が1:2の株式分割(1株を2株に分割)をした場合、分割後の保有株数は2倍になりますが、理論上、1株の株価は500円となります。

インヴァスト証券より引用

以上の理由から、今回の2021年1月21日の1:2分割以前にも、2018年5月23日に1:3分割がありました。

単純に表すと、今回の場合は1口200ドルが2口100ドルに分割されたことになります。

そのため、分割時に建玉を保有していたとしても、資産価値は変わりません。

分割前
分割後

1:2分割なので、ちょうど半分になっていますね。

分割後のトライオートETFの画面

赤枠で囲った場所は元々200ドル1口を保有しておりました。

それが分割により100ドル2口となっております。

つまり保有資産に変化はありません。

メリット・デメリット

特にありません。

本質的には1口200ドルが2口100ドルだけなので価値は変わりません。

200ドルが10%上がって、220ドル

100ドルが10%上がって、110ドル×2

本数が増えているので、資金効率良さげに見えますが、計算した結果、資金効率も変わりません。

ちなみに私は分割後、100円を超えたため、設定を変更いたしました。

設定は投資家あっきんさんの『ゾーン戦略』を参考にしております。

まとめ

投資をする一番のメリットはもちろん、お金が増えることです。

しかし、投資をすることによって、その商品だけでなく、企業や国についての情報を自然と目で追うようになります。

その結果、知識も得られるという副次効果もあります。

特に投資界隈はリテラシーの高い方が大勢いるので、大変勉強になります。

今回のTQQQの株式分割についてもETFはこういうこともある、ということを実際に体験することができました。

今後も資産を運用しながら、いろいろなことを学んでいきたいと思います。

それではまた。

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当ページに掲載している情報については、その正確性・安全性等を保証するものではなく、あくまでも参考情報の提供のみを目的としており、特定の通貨の購入・売却を勧誘するものではなく、また取引の安全性を保証するものではありません。

投資・売買に関する最終決定はご自身で判断いただきますようお願いいたします。