
【応用編②】トライオートETF(TQQQ)の資金効率を更に上げる手動戦術【追尾トッピング】
こんにちは、辺野もへじです。
以前、トライオートETFの資金効率を上げる二重ゾーン戦術についてご紹介いたしました。

今回ご紹介するのは、二重ゾーン戦術ほどではありませんが、コツコツ資金効率を上げる手法『追尾トッピング』についてご紹介いたします。
既にあっきんさんを始めとした投資系ブロガーの方がトッピングについてご紹介しておりますが、私なりに解説していきます。
追尾トッピング戦術 概要
追尾トッピング戦術とは、少額の利益や追加入金で数本の注文を仕掛けた後、上昇値動きに合わせて注文を再設定する戦術のことです。

最初に80ドルに利確幅5ドルでトッピング注文を入れた仮定します。
その後、上昇し85ドルで利確。そのまま80ドルのトッピングを放置しても問題はありません。
しかし『追尾トッピング戦術』は上昇値動きを後追いしていきます。
85ドルで利確決済後、80ドルのトッピング注文を解除、新たに値動き付近の86ドルにトッピングを設定。
こうすることで更なる上昇の利益を獲得することができます。
この戦術は長期での上昇を前提とできる米国株関連のETFだからこそ、おすすめできる戦術です。
為替などのレンジ相場を形成する商品には決しておすすめできませんので、注意してください。

設定方法
①注文可能な本数と口数を試算
いつものようにあっきんさんの試算シートを使用します
今回は利益が25,000円出たと仮定しましょう。
基本的に少額で数本しか注文を仕掛けられない場合は、1本数口にまとめて設定しております。
上がって利確した後に、解除して次の注文に移りやすいからです。

現在のレートが90ドルと仮定すると、25,000円では90円の部分に2口注文することが可能であることがわかります。
②トッピング注文の設定
1本だけ注文はシングルカスタムの方が楽です。

③追尾トッピング
②で設定したトッピングが利確されたら、注文を解除し、現在の値動き付近に再度注文を設定します。
手順は①②と同じです。
トッピング実績
少額利益のトッピング

80ドルの時に2口注文を入れました。含み益が1,423円出ております。
利確幅は20ドルに設定していますので、100ドルになった時に決済されます。
決済されたら、また100ドル付近で再設定する予定です。
高額追加入金のトッピング

こちらは50万円を追加入金した際に、思い切って50万円分をトッピングとして使ってみました。
95ドル~80ドルの範囲に利確幅5ドルで50本を設定しました。
こちらは3/10に設定しましたが、3/12には早くも決済が発生し、3/13時点で3,793円の利益が出ております。
こちらも100ドルで全決済されたら、100ドル付近で再設定する予定です。
まとめ
追尾トッピング戦術は上昇傾向のある米国株関連のETF向きです。
繰り返しになりますが、追尾トッピングは為替相場には向いておりません。
為替はレンジ相場のため、高値を追尾していくとかならずどこかで高値掴みをしてしまい、資金が拘束されてしまうからです。
そのため私は、各資産運用で発生した利益はトライオートETFのTQQQに集約して、トッピングに使っております。
それによって即効かつ有効的に再投資の複利効果を出すことができます。
利益の再投資に悩んでいる方がいらっしゃれば、やってみてはいかがでしょうか?
それではまた。
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